アキレス腱断裂後の硬さはどうリハビリする?

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こんにちは!
大木接骨院新中野駅前院の坂田です。

本日はアキレス腱断裂後のリハビリについてのブログになります。

アキレス腱を断裂してしまい、保存療法でアキレス腱が治った後に問題となるのがアキレス腱の硬さです。

では、なぜアキレス腱に硬さが出てしまうのでしょうか。

硬くなる理由

それは、癒着足首の使い方になります。

癒着とは神経や筋肉同士が接着剤でくっついているような状態です。詳しくはこちちらのURLからご確認ください。

まず、保存療法ではギプス固定を最低5週間は行うので、その間圧迫による癒着が生まれてしまいます。

さらに、ギプスをしたままの歩行はつま先を外に向けて歩くことになるので足首の関節が正しく使えません。
ギプスが取れた後も、足首を外に向けて歩く癖が残る患者様も多くいらっしゃいます。

足首の使い方や癒着が残ったままだと足首の動きが良くなることを邪魔してしまい、足首に硬さを感じます。

硬さによる動作の影響

片脚ヒールレイズ(小池さん)

多くの場合はアキレス腱が回復した後のリハビリでは、カーフレイズ(つま先立ちになるような運動)をメインに行ないます。

しかし、癒着が取れてない状態でカーフレイズを行なっても、アキレス腱からつながるふくらはぎの筋肉に以前のような伸縮性を感じることができません。

筋力が強くなれば踵は上がるようになりますが、断裂する前の動きと比べると動きにくさが目立つ方がほとんどだと思います。

中には正しく踵があげられず、筋力のつく速度が遅くなるため、踵の上がりにくさが長期化してしまう方もいます。

ふくらはぎの筋肉で踵をしっかりと上げることができないと、歩行する際に違和感が出ます。
また、日常生活より運動レベルが上がったスポーツ動作も、できる気がしないという患者様の声も多数お聞きしています。

中には階段を登る際や降りる際に一段ずつ足を合わせなければ歩けない方もいます。

硬さに対してどうリハビリをする?

では、どうアキレス腱の硬さの改善を目指していくのかですが、当院ではアキレス腱周辺の癒着を筋膜リリースという技術で硬さをとっていきます。

実際に筋膜リリースを行なっている動画になります。

筋膜リリース後は、運動療法で正しい足首の使い方と足首の動かし方を指導していきます

カーフレイズを行う際も正確にふくらはぎの筋肉を使用させる必要があります。
担当が正しい動作を指導することで効率よく筋力を上げていきます。

同じお悩みだった患者様

片脚カーフレイズ初回

片脚カーフレイズ3ヶ月目

こちらの動画の方は11月上旬サッカー中に左アキレス腱を断裂し他院で保存療法の治療を行いました。

しかし、歩行中の踵を上げる際などに右足と比べると動きの悪さを感じていたそうです。

元々サッカーをやられていたそうで、現状のままだとサッカーへの復帰を行うことができるか不安だったため5月下旬に当院へ来院されました。

初めての来院から3ヶ月目に入り、初回に比べて片脚カーフレイズもスムーズになりサッカーへの復帰ができています。

※アキレス腱断裂をしてからの期間など、スポーツ復帰までには個人差があります。

硬さによるリハビリの苦労を突破

断裂後の硬さの影響で日常生活動作の違和感や、今まで行っていたスポーツに復帰ができないなどの問題が起きてしまいます。

厄介なことにその硬さはマッサージなどでは解決しづらいということです。

実際にこちらのブログを読まれている方の中にも同じ感想を持たれている方がいるのではないでしょうか。

インターネットで検索しても出てくるのはアキレス腱断裂の治し方などで、硬さやリハビリに関しての情報があまりありません。

当院ではそのようにお困りの声を実際に患者様から聞いて役に立てればとこちらのブログを作成しております。

アキレス腱断裂を経験され、現在のリハビリに不安があったり、以前のようにスポーツ復帰を行いたい方はぜひ一度当院までご相談ください。


姿勢と動作を変え、原因からの施術を追求する
大木接骨院 新中野駅前院

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