【症例】テニスでのアキレス腱断裂※リハビリ(40代男性)

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趣味でテニスを長年続けている患者さまがテニスの試合中にアキレス腱断裂をしてしまい、他院にて保存療法を行ったものの、

アキレス腱自体は回復したものの、可動域制限と痛みが残っていたため当院へ来院されました。

1.来院時の患部の状況

エコー検査でアキレス腱の状態を確認と現状の筋力を確認しました。

エコーを見るかぎり、アキレス腱自体はくっついているものの繊維が乱れていて強度としてはまだ弱く癒着もあるため可動域制限が残っていました。

筋力低下もあり、片足でのつま先立ちはできず、

歩くとくるぶし付近に痛みが出て、歩き方も不自然な状態でした。

2.施術の方針と方法

当院ではテニス復帰までを目標として施術を行うことにしました。

まずは痛みと可動域の改善を行い、徐々にスポーツに対応できるレベルまで筋力を回復させていく方針です。

●筋膜リリース

今回の痛みの原因はくるぶし付近にある神経の癒着によるものでした、歩き方の変化により神経が癒着し引っ張られることにより歩くたびに痛みが出ていました。

神経を直接筋膜リリースすることで、歩行時痛の改善を行います。

●運動療法

現状の筋力を見極めながら運動を行います。

無理をしてトレーニングをすると再断裂のリスクがあるため、適切な運動を行います。

主にヒールレイズ(つま先立ち)とスクワットを中心に運動療法を進めていきます。

3.来院から1〜2ヶ月

来院から1〜2ヶ月で痛みはほとんど取ることができました。

しかしながら、まだ可動域制限と筋力不足が残存しているため少しずつ運動強度を上げながらリハビリを進めます。

この時点で完全にではないですが断裂足での片足のつま先立ちができるようになってきました。

4.来院から3〜4ヶ月

来院から3〜4ヶ月で日常生活でレベルでの困りごとはほとんどなくなりました。

この時期で断裂足のつま先立ちは7〜8割できるようになっており、歩き方の不自然さもほとんどなくなりました。

ジョギングやテニスの軽いラリーなどは再開できるようになりました。

5.来院から5〜6ヶ月

来院から5〜6ヶ月時点でスポーツ復帰の段階まで回復をすることができました。

ジャンプ系のトレーニングを取り入れながら、無事にテニスも再開できるようになりました。

残念ながらこの時点では怪我前と全く同じレベルとはいかないものの、これから練習を続けていけば前と同じ状態に戻れると判断したため、当院での施術は終了としました。

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