上を向くとズキっとくる首の痛み

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飲み物を飲もうとした時や朝起きて体を伸ばそうとした時に首の後ろにズキッとした痛みが出た経験はないでしょうか?

首コリや肩コリのような痛みとは違い鋭くひびくような痛みは首の関節や神経になにか問題が起きているかもしれません。

首を痛める人はもともと首コリなどの問題を抱えている方も多く、突然痛めたように感じる場合もあるかもしれませんが、もともとなにかしら問題を抱えている場合が多いので痛みが一度落ち着いたとしても繰り返してしまうこともあります。

首を痛めると上を向いたり寝返りをした際に痛みが出るため日常生活に支障がでることも多いので適切な対応と予防をご紹介します。

1.首は構造的に痛めやすい?

頚椎の解剖学的構造

頭は体重の約10分の1程あると言われて、ボーリングの球と同じくらいの重さがあり、かなり重たい部分になります。

首の骨は頚椎と呼ばれる骨が7個あり、その周りに筋肉と神経がくっついています。

ボーリングの球を支えると考えたらやや心細い構造になっています。その分上下左右、回線と大きな可動域を持っているのも特徴です。

構造的に重いものを支えるのに向いていない首なので、頭の位置が少しでも悪いと痛みなどの症状を生みやすくなってしまいます。

よくデスクワークやスマホを使っている時になりやすい、頭を前に出した姿勢は首に負担をかやすく、首コリ、肩コリはもちろん寝違えのような痛みにもつながりやすい姿勢です。

2.首に何が起きているか

首の痛みにつながるデスクワーク姿勢

上を向くと首が痛い時は、頚椎に前後で互い違いになるようなストレスがかかっていることが多いです。

猫背で頭を前に出していることによって背中は後ろで頭は前という姿勢になるため首の骨は大きく伸ばされてしまいます。

その結果首の関節についている靭帯や筋肉、神経などが捻挫のようなイメージで痛めてしまい、首を動かそうと上を向いた瞬間に痛みでてしまうようになります。

3.首の痛みに対する施術方法

首の痛みに対する筋膜リリース

頭が前に出ている姿勢の人の多くが同時に猫背になっています。

そのため、首だけを施術するのではなく上半身全体を変えていくような施術計画が必要です。

猫背の場合お腹が癒着を起こし、背中を伸ばそうとした際に邪魔になってしまうため、腹筋の筋膜リリースも行います。

頭の重さを支えていた首の筋肉も癒着を起こし、より頭を前に引っ張ってしまう素因になります。

そのため、胸鎖乳突筋という名前の首の左右についている筋肉を筋膜リリースすることで、頭を後ろに引きやすくします。

背中を伸ばして、頭を後ろに引いた姿勢に修正する必要があります。

ただ、頭を後ろに引く筋肉は首の深い場所についているため、意識して使うのは難しく、使っている感覚はあまり出ませんが、二重顎を作るような動きをすると正しく頭を後ろに引けます。

4.良い姿勢と悪い姿勢の違い

座っている時の正しい姿勢にする運動療法

悪い姿勢は人によって様々で、猫背になったり、デスクに頬杖をついていたりと人によって楽に感じる姿勢はたくさんありますが、良い姿勢は解剖学的に1種類なので、正しい姿勢がわかればそこまで難しいものではありません。

良い姿勢と一言にいっても解剖学の知識がない方が想像だけで良い姿勢をすると、胸を張りすぎてしまったり、力を過剰に入れすぎてしまったりと間違えやすい可能性があります。

正しい姿勢は横から見た時に骨盤が垂直に立っていて、肩の上に耳がある姿勢が適切です。

横から写真を撮ったりして自分の姿勢を自覚した上で姿勢の修正をすることをおすすめします。

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