当院の施術方針は、「まず日常生活動作で正しい関節の使い方を習得し、次いでスポーツ動作を改善する」になります。
私たちは解剖学を学んだ骨・筋肉・関節の専門家です。決して各スポーツに優れた選手でも監督・コーチでもないです。だから、スポーツのフォームを良くしようとは考えません。
私たちは関節のプロとして、人間を構造から考えることができるので、各スポーツの特性から”正しい”フォームを推測できます。ここで言う”正しい”とは、「関節に負担をかけない」「関節構造に適した最も効率の良い」と言う意味です。
私たちは「解剖学的に正しい関節・身体の使い方かどうか」という視点から患者様を診ます。基本動作となる正しい関節の使い方が間違うため、より高度な動作であるスポーツでのフォームが崩れます。つまり、より簡易な動作としての日常生活動作で正しい関節の使い方が習得できれば、スポーツのフォームは改善できます。
オーバーヘッドスポーツや、体幹回旋動作を含むスポーツなど、正しい動作を組み合わせれば、全てのスポーツでのフォームは改善できます。痛みのない状態と最高のパフォーマンスを獲得できるよう、私たちは全力を尽くします。
人は自分の動作フォームが正しいと考えがちで、さらに”悪い”状態で関節が硬くなっており、自分で解決するというのは不可能です。
私たちは痛みが止まった状態は良くなったと考えていません。度々痛くなる関節は、フォームの問題を抱えています。私たち専門家のチェックを受けて、身体の問題を解決しましょう。