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アキレス腱断裂部位のつっぱりをリハビリで改善(保存療法)

アキレス腱断裂部位のつっぱりをリハビリで改善(保存療法)

アキレス腱断裂の固定が外れ、保存療法・手術のどちらを選んだ場合でも残りやすいのが「アキレス腱断裂後のつっぱり感」です。動けるようにはなったのに、足首がどこかで引っかかる、深くしゃがめない——そんな違和感の正体は、多くの場合「癒着(ゆちゃく)」にあります。

この記事では、中野区の大木接骨院がアキレス腱断裂後のつっぱりと癒着にしぼって、その仕組みと当院でのアプローチを解説します。当院で固定を行っていなかった方も、ご相談いただけます。

【こんな方に読んでいただきたい記事です】

  • 病院での通院を一通り終えたが、つっぱり感や足首の硬さが残っている
  • つっぱりが怖くて、スポーツや全力疾走に踏み切れない
  • 階段の昇り降りや、しゃがみ込む動作でアキレス腱が突っ張る
  • ストレッチをしても「伸びた感じ」がしない

※保存療法の基本的な仕組みについては「アキレス腱断裂の保存療法」ページを併せてご覧ください。

1. アキレス腱断裂後の「つっぱり感」の正体

つっぱり感の原因は、断裂した部位そのものだけではありません。断裂部の周囲にある筋肉・腱・神経が互いにくっついてしまい、関節の動きをブロックしている——これが多くのケースで見られる状態です。

「癒着(ゆちゃく)」とは何か

癒着とは、筋膜と筋膜、あるいは筋肉や神経同士がくっついてしまう現象を指します。本来、体内の組織はそれぞれ膜(筋膜)に包まれ、独立して滑らかに動くようになっています。

ステーキの赤身と脂身の間にある「スジ」をイメージしてください。このスジが柔軟であるおかげで、筋肉は脂身の硬さに邪魔されず動くことができます。しかし、ケガによる強い炎症や、ギプス固定による圧迫・不動(動かさないこと)が続くと、これらの組織がベッタリと貼り付いてしまいます。

つっぱり感が起きるまでの流れ

  1. 断裂による強い炎症が起こる
  2. ギプス・装具で圧迫され、動かせない期間が続く
  3. 組織同士が貼り付き、滑走性(スライドする性質)が失われる
  4. 足首を動かそうとすると、貼り付いた部分で引っ張られ「つっぱり」として感じる

ストレッチだけでつっぱりが取れにくい理由

ストレッチは「筋肉を伸ばす」ためのものです。しかし、つっぱりの原因が組織同士の貼り付きにある場合、いくら伸ばそうとしても貼り付いた部分がストッパーになってしまいます。無理に伸ばせば、その手前の組織に負担がかかり、痛みが強くなることもあります。

「毎日ストレッチしているのに硬さが変わらない」という方は、伸ばす前に剥がすという視点が必要かもしれません。

2. 当院のアプローチ|組織間リリースで癒着にアプローチする

アキレス腱断裂で発生する癒着の多くは、アキレス腱そのものではなく、その周辺組織(腱鞘や脂肪体、神経など)に起こります。これらが足首を固める要因になっています。

当院では「筋膜リリース(組織間リリース)」という技術を用い、セロハンテープを剥がすように、組織を一枚ずつ丁寧に引き離していきます。硬くなった場所をただ強く押すのではなく、どの組織とどの組織が貼り付いているのかを触り分けることがポイントです。

アキレス腱断裂後のつっぱり・癒着に対する組織間リリース施術(東京都中野区 大木接骨院)

ミリ単位の繊細な手技で、癒着した組織にアプローチしていきます。

癒着が取れると、足首の動く範囲が広がるだけでなく、ふくらはぎの筋肉が本来の滑走を取り戻します。その結果、力が入りやすくなり、その後のトレーニングを安全に進めやすくなります

※感じ方や必要な回数には個人差があります。すべての方に同様の結果をお約束するものではありません。

3. アキレス腱断裂で癒着が起きやすい「3大スポット」

アキレス腱断裂後のつっぱりを追いかけていくと、特に癒着が起きやすい場所が3箇所あります。

① くるぶし周辺(内側・外側)

内くるぶしと外くるぶしの周辺は、神経・筋肉・腱が非常に密集している「交差点」のような場所です。ここが癒着すると足首全体の動きがロックされます。また、足首の骨(距骨)が正しい位置に収まりにくくなり、関節の引っ掛かり感につながります。

外くるぶし周辺の癒着ポイント

アキレス腱断裂後のつっぱりの原因になる外くるぶし周辺の癒着ポイント

内くるぶし周辺の癒着ポイント

アキレス腱断裂後のつっぱりの原因になる内くるぶし周辺の癒着ポイント

② 足首の前側(前面)

意外かもしれませんが、足首の前側も重要です。ここに癒着があると、しゃがむ時に「前が詰まる」「はまりが悪い」という感覚になります。前面にある神経や腱の滑走性を出すことで、深い背屈(足首を上げる動き)がしやすくなります。

③ ふくらはぎ(下腿部)

ふくらはぎの筋肉が癒着すると、つま先立ち(底屈)の力が伝わりません。歩行時に地面を力強く蹴れない、かかと上げでふくらはぎが盛り上がってこない——という方は、ここが原因になっていることがあります。

4. つっぱりを長引かせないために、早めに癒着を取る

足首の硬さ(可動域制限)も、力が入らない(筋力低下)も、根っこにあるのは癒着です。

アキレス腱が周囲と癒着していると、ふくらはぎの筋肉の滑走が邪魔され、本来の力が発揮できません。逆に癒着が取れれば、可動域が広がるだけでなく、その後の運動の負荷も上げやすくなります。つっぱりを「時間が経てば慣れるもの」と放置せず、早い段階で確認しておくことをおすすめしています。

アキレス腱断裂後のつっぱりが取れ、走れるようになった状態のイメージ

アキレス腱断裂のつっぱり・癒着に関するQ&A

つっぱり感は、時間が経てば自然になくなりますか?

日常生活の中で少しずつ和らぐ方もいますが、癒着が原因の場合、時間の経過だけでは変わりにくいことがあります。数ヶ月経っても同じ感覚が続いている場合は、一度確認されることをおすすめします。

しゃがむと足首の前が詰まります。これも癒着ですか?

アキレス腱側だけでなく、足首の前面の組織が滑らなくなっているケースがあります。断裂した場所と、つっぱりを感じる場所が一致しないことは珍しくありません。

癒着へのアプローチは痛いですか?

強く押し込む施術ではありませんが、貼り付いている部分に触れると響く感覚が出ることがあります。感じ方には個人差がありますので、その都度確認しながら進めます。

再断裂が怖くて、動かすことに抵抗があります。

その不安はもっともです。当院ではアキレス腱に強い牽引がかかる方法は用いず、状態を確認しながら段階的に進めていきます。ご心配な点は遠慮なくお伝えください。

他院で治療中ですが、ここだけ通うことはできますか?

はい、可能です。固定が外れた段階から、あるいは固定中にできることのご相談も承っております。中野区外・都外からもお越しいただいています。

5. 最後に|つっぱりでお悩みの方へ

アキレス腱断裂は、生活にもスポーツにも影響の大きいケガです。動けるようになった後も残るつっぱり感は、周りに伝わりにくく、一人で抱え込んでしまいがちな悩みでもあります。

「つっぱるのは仕方ない」「もう若くないから」と決めつける前に、その硬さがどこから来ているのかを一度確認してみてください。大木接骨院では、これまで多くのアキレス腱断裂後の方をサポートしてきました。中野区・新中野で気になることがあれば、お気軽にご相談ください。


大木接骨院 新中野駅前院
東京都中野区中央4-6-7 GSハイム中野105(新中野駅 徒歩2分)
Tel:03-3382-5730
公式サイト:https://ohki-sk.com/


私たちは、患者様のお役に立てるよう考え続け、数々の工夫を行い、皆様の身体の問題を解決できるように準備しています。

もしどうしても骨・筋肉・関節の痛みにお困りでしたら、私たちにご相談ください。

ご不明な点や疑問がありましたら、よくあるご質問(FAQ)もご参照下さい。

何かご不明な点がございましたら、当院までお問い合わせ下さい。

姿勢と動作を変え、原因からの施術を追求する

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