●フォームが悪い
ラケットを振るさいに、手首を曲げすぎていることによる手首・肘の痛みが多くあります。
手首は約30度起こした状態で使うのが理想的で、テニス中に手首の使い方を間違えてしまうと痛みとして出てくるパターンが多いです。
●筋力不足
上記のフォームの問題と関係してきますが、前腕(肘から先)の伸筋(手の甲側)の筋肉が屈筋(手の平側)よりも弱くなってしまうと手首が曲がりすぎてしまうため、フォームが崩れてしまいます。
この筋力差は日常生活でのパソコンやスマホを触っているときなどの手首の使い方に由来することが多いです。
●筋膜の癒着
手首〜肘の範囲内で癒着が起きていることによる痛みの可能性もあります。
特に神経が癒着を起こしていると直接痛みにつながってしまうため、筋膜を剥がす施術が必要になります。
癒着は使用頻度の高い筋肉の周辺や、長時間の圧迫などによって強く発生します。
痛み予防のために一日中サポータなどをつけていると逆にそれが、癒着の原因になる場合もあります。