【症例】テニスプレイヤー兼コーチが肩の痛みで通院しています。

You are currently viewing 【症例】テニスプレイヤー兼コーチが肩の痛みで通院しています。

現在ご自身でもプレイされながらテニスコーチも行っている福井裕貴選手が肩の痛みでご来院されました!

●サーブでの右肩の痛み

テニスのサーブを打つ際に右肩が痛くなるとのお悩みでした。

右肩中心に可動域や筋力検査を行った結果、

右の肩甲骨が下がっていて、上腕骨頭が前に滑り出ている状態でした。

肩が前に出ている状態でさらに力をいれてサーブをしようとすると、肩がより前に滑り出てしまい痛みが発生していました。

●インナーマッスの筋力不足

福井コーチの場合は普段から運動強度の高い練習を行っているため、全体の筋肉量は元々高いです。

しかし、何年もテニスをプレイしてきた”肩の使い方のクセ”によって、大胸筋などのアウターマッスルに対して、肩甲下筋や棘上筋などのインナーマッスルが弱い状態でした。

その結果、プレーをすると無意識に大胸筋が強く働き、肩が前に出てしまっていました。

●日常生活姿勢の影響

肩に痛みがある人には猫背の人が多く、肩を内側に巻き込むクセを持っている人がいます。

福井選手の場合も猫背の傾向があったため”テニスでの肩の使い方”だけではなく、”日常生活での体の使い方”も修正してもらいます!

普段から猫背だと大胸筋や腹直筋といったカラダを前に巻き込む筋肉が短くなり癒着してしまうため、肩や首、背中などに悪いストレスがかかりやすくなってしまいます!

●筋膜リリースによる可動域改善

カラダの使い方を変えようとしても癒着があると動きは変わりにくいです。

そのため、手技での筋膜リリースによって可動域の悪い部分を改善します。

筋膜の癒着というのは基本的によく使っている部位に発生します。

福井選手の場合は主に肩の前側(大胸筋・広背筋など…)や猫背を強める筋肉(腹直筋)をリリースすることで背筋や肩のインナーマッスルを使いやすい状態にします。

実際の筋膜リリース

実際に肩の前側を筋膜リリースしている時の動画です。

肩の周囲には多数の筋肉、神経、滑液包などがあるため、解剖図をみながら細かい位置を確認してリリースを行います。

※新型コロナウイルス感染予防のためマスク着用です。

●運動療法でのカラダのイメージを変える

大木接骨院での目標は、「胸郭を上げる(猫背をしない)」「肩甲骨を安定させ、肩のインナーマッスルを使えるようにする」ことです。

直接的にフォームの指導をするというよりかは、正しい使い方のイメージを変えてもらうことを最大の目標にしています!

カラダの使い方を変えてもらうことで、実際にプレーしたときの違和感だったり修正の方法を自分自身で変えられるようになります!

そのため、当院では痛みが出る原因や使い方の意味まで理解してもらうように説明しながら施術しています。

実際の運動療法

運動療法の一部です。

リアライン・コアという道具を使い、胸郭を上がりやすくしています。

肩の痛みには体幹の使い方も重要となってくるため、上半身全体の運動療法を行っています。

解剖学に基づいた体の使い方を習得することで、痛みが出なくなるのと同時に、効率よく力が伝わるようになるため、スポーツでのパフォーマンス向上にも繋がります。

友だち追加

姿勢と動作を変え、原因からの施術を追求する
大木接骨院 新中野駅前院

中野区中央4-6-7 GSハイム中野105
東京メトロ丸ノ内線 新中野駅 徒歩2分
月~水・金曜日 8:30~12:30/15:00~20:00
土曜日 8:30~12:30/14:00~17:00
日曜日 8:30~12:30
木曜日・祝祭日は休診
Tel:03-3382-5730
大木接骨院ホームページ:https://ohki-sk.com/

頭痛でお悩みの方はコチラ「頭痛への施術」

腰痛でお悩みお方はコチラ「腰痛への施術」

マッサージでは解決しない痛みとスポーツのケガに特化した新中野の大木接骨院

5件のコメントがあります

コメントは受け付けていません。