歩いていたり、階段を使ったり、しゃがんだりと膝の曲げ伸ばしがあると膝の内側に痛みが出てくる…
しかも、だんだんと痛みの出る頻度が増えてきている気がする…
といった場合、歩き方や膝の使い方がわるく、日常的に膝を痛めている可能性が高いです。
膝には半月板・靭帯・神経・腱など痛みを出しやすい組織がたくさんあります。
その中でも比較的症例が多く、日常生活に不便が出やすい、半月板の痛みについて解説していきます。
1.半月板ってどこにあるの?
半月板は膝の関節のすき間に存在する軟骨組織で、体重の負荷を分散させたり、関節を安定かさせる役割があります。
膝の半月板は内側と外側に存在しており、内側半月板の方が損傷確率が高いです。
2.どうして半月板を痛めるのか?
半月板はスポーツや突発的な事故によって痛める場合もありますが、歩き方などの膝の使い方によって痛める場合も多くあります。
内側半月板の方が損傷確率が高く、膝をねじって使っていると膝の関節のすき間が狭くなり、半月板にすり潰されるようなストレスがかかるため気がついたら痛くなっていることが多いです。
ニーイン・トゥーアウトと呼ばれる膝を内側にねじってしまう姿勢が原因になることが多く、特に女性は脚をとじる習慣があるため膝をねじっている人が多いです。
歩いている時にすり足気味だったり、つま先を外に向けていたりすると膝のねじれにつながるため注意が必要です。
3.膝の内側の痛みに対する施術方法
膝のねじれが原因になることが多い半月板ですが、1回、2回ねじった程度では痛めたりすることはほとんどありません。
何年、何十年という単位やスポーツなどで負荷の高い動きを繰り返し行うことで痛めてしまいます。
そのため、膝を内側にねじってしまう太ももの裏の筋肉が発達して癒着を起こしていることが非常に多いです。
太ももの裏の筋肉が癒着を起こしていると、綱引きで引っ張られているように常に膝を捻る方向に力がかかっているような状態となり、膝をまっすぐにしようとしても修正しにくくなってしまいます。
そのため、主に太ももの裏を筋膜リリースすることで、ねじりのストレスを減らして、動作の修正をしやすくします。
その後運動療法で姿勢・動作の修正を行います。
膝は股関節と足首の影響を受けるため、運動の時に気をつけなければいけないのは膝だけではありません。
お尻の筋肉で膝を外に向けて、足首を安定させることで重心が真ん中のくるように修正していきます。
患者さまの筋力やねじれ具合に応じて運動の負荷や種類は適切に変えていきますが、基本的にはつま先と膝をまっすぐそろえるというのが基本の施術方針になります。
姿勢と動作を変え、原因からの施術を追求する
大木接骨院 新中野駅前院
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