「肩こりはもともとあるし慣れているけど、ひどくなってくると頭痛になってツラい」という声を患者さまから度々聞いたことがあります。
肩こりや頭痛にもさまざまな症状や原因がありますが、肩こりから派生して頭痛を起こしているパターンでお悩みの人も多くいらっしゃいます。
特に気温が低くなる冬や、デスクワークで残業が続いたりすると肩こり頭痛になる人がどんどん増えてきます。
なぜ肩こりと頭痛が関係しているのか、またどうやったら改善されるのかを当院の考え方としてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
1.肩こりと頭痛は関係あるのか?
そもそも、本当に肩こりと頭痛は関係しているのかという疑問があると思います。
結論から言うと、「肩こりと関係している場合もある」ということになります。
なぜなら、肩こり単体で起きていることも、肩こりとは関係なく頭痛が起きていることもありえるからです。もちろん肩こりが進行していくことによって起こる頭痛には原因が存在します。
2.なぜ肩こりが悪化すると頭痛がでるか
・肩こりのおきる仕組み
そもそも肩こりは首から肩先にかけてついている筋肉が猫背などの姿勢不良によって引き伸ばされて起きていることが多いです。
人の筋肉は引き伸ばされていると自動的に縮めようとする力が働くため、無意識で肩に力が入ってしまいます。
力が無意識に入った状態で長時間同じ姿勢でいるとだんだん肩こりとして現れるようになります。
・頭痛との関係性
首から後頭部に向かって伸びている神経が頭痛を起こしやすいのですが、この神経が肩の筋肉のすぐ近くを通っています。
つまり肩の筋肉に無意識に力が入っていると近くにある神経にも緊張が伝わってしまいます。
さらに。悪い姿勢が長期間続いていると癒着を起こしていることが多いため、緊張によるストレスがより伝わりやすくなってしまいます。
肩の筋肉と癒着を起こしている状態とは動きが悪くなっている状態です。
その状態で猫背や頭を前に出している姿勢が続くと筋肉と一緒に神経が引っ張られてしまうため、頭痛という症状として現れてしまいます。
これが肩こりと頭痛の関係性になります。
3.肩こり頭痛に対する施術方法
原因を大きく分けると”神経の癒着”と”悪い姿勢”の2つに分類されます。
・神経の癒着
神経の癒着は筋膜リリースと呼ばれる、指を使って直接癒着を剥がす技術を用います。
筋膜リリースと検索すると色々な手技や道具を使った施術が出てきますが、現状筋膜リリースという言葉に定義がないため、ただのマッサージでも筋膜リリースという名前で施術しているところも存在します。
当院が行っている筋膜リリースはマッサージと違い、上からもみほぐすものではないので気持ちよいものではありません。
組織の間に指を滑り込ませ、接着剤のようなものを剥がすため難易度は高いですが、その分効果も高い技術です。
・悪い姿勢
悪い姿勢については運動療法を用いて姿勢改善を行なっていきます。
当院で行う運動療法は筋トレやストレッチとは違い、正しい姿勢を患者さま本人に理解してもらい自宅や職場でも再現してもらうことを目的としています。
肩こり頭痛に対しては主に上半身の運動療法を行います。
猫背を修正するためには何が必要でどんな時に気をつけるべきかなど、患者さまそれぞれの生活特性に合わせて運動指導を行います。
4.自宅や職場で気をつけるべきポイント
自宅や職場でも姿勢に気をつけないと、施術で症状がとれたとしてもすぐに再発してしまいます。
肩こり頭痛の人は、猫背と頭を前に出した姿勢になることが多く、パソコンやスマホ、本を読んだりなどと何かに没頭している時間に悪化させやすいです。
とはいえ、頭では分かっていても自分の習慣や癖を変えるのは簡単ではないので、まずは自分が悪い姿勢をしている時間をさがして理解することが重要です。
姿勢の意識きを継続していくことで、どのような環境でもいい姿勢で過ごせるように習慣化していきます。
姿勢と動作を変え、原因からの施術を追求する
大木接骨院 新中野駅前院
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