【症例】子育て中の背中と腰の痛み

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去年お子さんを出産し子育てをおこなっていたところ、背中の痛みと腰痛を発症したそうです。お子さんを抱っこする姿勢が特に痛みが増すと訴えられていました。

1.背中と腰が痛くなっていた原因姿勢

デスクワークや子育ての姿勢を猫背で行なっていました。

さらに、猫背をなおそうとして無理やり腰の反りで修正していたため腰痛を悪化させることになっていました。

元々の悪い姿勢があったうえで、さらに子育てによる体への負担が増えたことによって痛みが出現しました。

2.背中と腰の使い方を修正する流れ

腰の痛みに対しての運動療法

患者様の1番の希望は子育てを痛みなく行うことですが、いきなり子育ての動作を変えることは難しいです。

理由としては、予測できないお子さんの動きに対して対応しないといけないため、なかなか自分の動きに集中出来ないからです。

なので、当院でははじめに簡単な動作から背中と腰の使い方を修正していきます。

3.施術風景

腰部の筋膜リリース

・筋膜リリース

日々の生活での猫背や反り腰によって癒着した筋膜をはがします。

主に、腰・股関節・腹筋を剥がしていきます。

妊娠と出産を経験したことにより、お腹周りの癒着があり、腹筋が正しく使えない状態になっています。

一見、腰痛と関係ないように感じると思いますが、腰痛を改善するために重要なポイントになります。

腰の痛みに対しての運動療法

・運動療法

子育ての動作を変えるための指導を行いますが、まずは自分1人の姿勢と動作を指導します。

日常生活の立ち方やデスクワーク中の姿勢を変えるための運動療法を行います。

日常的に腰を動かしてしまうことで腰痛の改善を悪くしています。

なので、正しい股関節の使い方を指導していきます。

4.経過

腰の痛みに対しての運動療法

施術を開始して、1ヶ月で背中の痛みはほとんど出なくなりましが、子育て中の腰痛は予想通り難しく、少し残る状態でした。

その後、3ヶ月ほど経った辺りで腰痛はほとんどなくなってきました。

しかし、痛みが下がっても使い方が変わっていないと腰痛を繰り返すことになってしまうため、

再発予防として、現在も腰の使い方をしっかりと変えるために、通院していただいております。

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