

あなたのその痛み、改善しませんか?
座っているとお尻や太ももが痛くなる・しびれる
長時間のデスクワークで違和感が増す
立ち上がると痛みが和らぐことがある
これらの症状は、坐骨神経の癒着が原因かもしれません。
デスクワークに多い長時間椅子に座るとお尻に出る痛み
椅子に長時間座っているとお尻が痛いと感じていませんか?
病院で「坐骨神経痛」として治療され、納得していない方
デスクワークで座っていると、お尻に痛みで仕事に集中できない方
ぜひ、ご相談ください!
椅子に長時間座っているお尻の痛み・しびれは坐骨神経痛ではない
「私の症状は坐骨神経痛ではないのでは?」
当院では、このような疑問を持つ方が多く集まります。
椅子に座っていてお尻が痛くなるのは坐骨神経痛ではない可能性があります。
病名として定義されていませんが、椅子に座ったときのお尻の痛みで悩む方が多く来院します。
以下の内容をご覧になって当てはまるようなら、ご相談ください。
よく坐骨神経痛と診断されるお尻の痛み
一般的に、坐骨神経痛と言われると「腰椎に原因があるお尻から太ももにかけての痛み(しびれ)」になります。
あなたの症状は、それに当てはまるのでしょうか?
坐骨神経痛と違うと思うからこのブログを見ているのではないでしょうか。
「デスクワークでお尻が痛い」
「どんな椅子でも座るとお尻がツラい」
のに、「坐骨神経痛?」と疑問に思い、治療を受け続けているのだと思います。
そして、その症状はなかなか改善しない…
だとしたら、お辛いですよね。
それは当院に相談の多い症状です。
ただし、一概にお尻の痛みと言っても、多種多様な症状がありますので、まずはご相談ください。
なぜお尻の神経は癒着するのか?
癒着が原因だとすると、なぜ坐骨神経は癒着するのでしょうか。
人のカラダには、筋膜と呼ばれる組織同士をスムーズに動かす組織があります。
お尻にも、筋肉や神経などのたくさんの組織があり、股関節をスムーズに動かすために筋膜があります。
座っていることで圧迫され、動きが悪い状態が続き、この筋膜が癒着する(くっつく)のです。

組織が癒着する3つの理由
癒着が起こりやすい理由は3つあります。
a.座わる時間が長い
長く生きていると、それだけ座わっている時間が長くなり、おしりは圧迫され続けます。
つまり、長期間に渡り座り、体重をかけ続けたので、お尻の筋膜の癒着するのです。
お尻の深部には、いくつもの筋肉や神経が折り重なっています。
だから、習慣的に長時間座る人は、お尻の神経が癒着しやすいのです。
その癒着は、体重がかかるお尻の骨(坐骨結節)の下で起こるのです。
結果として、癒着した坐骨神経の上に乗って体重でつぶすことになり、痛み(しびれ)を起すのです。
デスクワークでお尻に痛みが出るのは、この神経の癒着が原因なのです。

b.太もも裏での癒着
身体の硬い人は多いですが、これも神経の癒着が関与しています。
「歳とともに身体が固くなった」
「運動不足でカラダが固くなった」
体が硬い理由の一つに、「太もも裏の神経が癒着」しているから硬いのです。
椅子に座っていると、太もも裏に体重がかかります。
そのため、太もも裏で神経が癒着している人が多いです。
坐骨神経は、お尻から太ももにかけて伸びています。
ですので、太もも裏で坐骨神経が癒着していると、お尻でも坐骨神経の動きが悪くなり、お尻の下でも癒着しやすくなるのです。

c.座っているデスクワーク姿勢
お尻の痛みで来院される患者様は、椅子に長時間座っており、デスクワーク姿勢が悪いことが共通しています。
デスクワーク姿勢が悪いとは、骨(坐骨結節)ではなく坐骨神経に直接体重がかかる姿勢となり癒着を作ります。
以下のような座り方は良くないです。
- 浅く腰掛ける
- 骨盤を後ろに倒している
- 片方のお尻だけに荷重している
座り方が悪いと、お尻の深部にある坐骨神経を圧迫し、癒着が起こりやすくなります。
また、直接体重が乗ることで、お尻の痛み(しびれ)が出る原因となります。
以下、よく起こるお尻の痛いシチュエーションです。
- デスクワークのイス(硬すぎ、柔らかすぎ)
- 自転車のサドル(ロードバイク・クロスバイクなど)
- 電車のシート

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太ももの痛み(しびれ)も起こる
椅子に長時間座っていると、お尻だけでなく太ももに痛み(しびれ)が出る人もいます。
太ももで痛みが出る理由は、2つあります。
- お尻の痛み(しびれ)が放散して太ももの裏の方に広がるから
- 太ももの裏でも神経と癒着して痛みを出すから
坐骨神経の放散痛も太ももの裏の方に広がる
坐骨神経がお尻で癒着して、炎症を起こすと、神経の末端方向に痛みを放散します。
これを「放散痛」と言います。
座るとお尻で神経がつぶされ、痛み(しびれ)が太ももの方に広がるのです。

太ももの裏で神経と癒着している
イスに座っていると、座面に当たるのは骨(坐骨結節)だけではありません。
デスクワークの悪い姿勢では、骨盤を後ろに倒して浅く座ります。
この姿勢は、お尻から太もも裏にかけて荷重がかかります。
体重がかかるので、太もも裏で神経が癒着することにもなります。

坐骨神経痛は、神経が癒着した痛みとよく似てる
太ももが癒着した痛みは、腰が原因の「坐骨神経痛」に非常によく似ています。
「お尻から太ももにかけた痛み」で相談に来た患者様の大部分は、整形外科で「坐骨神経痛」と診断されています。
「坐骨神経痛でない = 腰が原因でない」ことは検査でわかりますが、一番の証明は太ももの筋膜リリースで神経の癒着をはがすとき、「いつもの痛み」が再現されます。

お尻の痛み(しびれ)の解決法
ここまで見てきたように、お尻の痛みの原因は神経の癒着(くっつき)にあります。
ですので、施術方法も以下の2つになります。
- 筋膜リリースで神経の癒着(くっつき)をはがす
- お尻の筋肉を増やす
- イスの座り方の改善
施術1)筋膜リリースで神経の癒着(くっつき)をはがす
神経なのに「筋膜リリース」?って思うかもしれません。
神経を包む膜も、広義で「筋膜」の1つなので、筋膜リリースではがします。
神経がお尻で癒着して(くっついて)いるから、神経の筋膜リリース(はがし)が必要です。
大木接骨院ではアキレス腱断裂のリハビリで実績があります。
その技術をお尻の神経をはがすことに応用しています。
もちろん、お尻の痛みで来院する患者様も多いですので、安心してください。
参照:「アキレス腱断裂の保存療法」

施術2)お尻の筋肉を増やす
お尻の痛みがある方は、お尻の筋肉が少ないのが特徴です。
お尻に筋肉がないと、座ったときに骨(坐骨結節)が椅子に直接当たります。
お尻に筋肉があれば、筋肉がクッションの役割をしてくれます。
そのため、お尻の筋肉を増やすことが大切です。
運動不足も原因の一つですが、普段から「おしりを使わない」姿勢や動作であることが問題です。
ですので、姿勢や動作を変えることが、お尻の神経癒着が進行しないための「予防」として大切です。

施術3)イスの座り方の改善
再発しないためには、癒着(くっつき)が再発しないように、座り方を変える必要があります。
お尻に圧迫をするので、悪い座り方をすると、お尻の筋肉が上に上がりきらずに、お尻の下で潰すことになります。
座り方を変えるためには、今まで使っていない筋肉を使うことになります。
座っているときの骨盤を安定させるために、腹筋と背筋を使います。
この観点からも、筋力強化が必要です。

その他の解決法
椅子の座り方は、椅子選びが大切
デスクワーク等で長時間椅子に座っている人は、どのような椅子に座っているかも重要になります。
1.座面が柔らかすぎる
お尻が沈んでしまうと、姿勢が悪くなります。
また、お尻全体が圧迫を受け、様々な細かい神経までもが癒着します。
2.背もたれのリクライニングを倒しすぎ
リクライニングを倒して座っていると骨盤が後ろに倒れるので、よくありません。
理想の椅子は、座面がある程度の硬さを持っていて、背もたれがリクライニングしないで固定できるものが望ましいです。
どのような椅子が良いのか、正しい椅子の座り方はどのようなものかは、当院では当然指導していくことができます。

セルフストレッチは有効?
癒着した神経はどうやってはがしたらいいのでしょうか?
最初に思い浮かべるのは、マッサージやストレッチだと思います。
しかし、深部の筋肉や神経が癒着を起こすと、マッサージやストレッチで癒着を剥がすことは難しいです。
例えば、ストレッチは組織が横に滑ろうとしますが、くっついたものは横の動きでははがれません。
私たちプロに任せていただくしかないと思います。

筋膜リリースはどれも同じではない
当院は筋膜リリースを行っていますが、筋膜リリースという効果をうたう技術はたくさんあり、多種多様です。
- フォームローラーで「つぶす」
- ストレッチで「伸ばす」
- マッサージガンで「揺らす」
- 手によるマッサージで「揉む」
- 金属製のナイフ(スキンストレッチやグラストン)で「表面をこする」
- 指(当院の技術)で「こする」や「つまむ」 など
自分で行える有名なもので、フォームローラーがありますが、あれば「つぶす」ので、癒着を剥がしているのではないのです。
「はがす(剥がす)」ための技術とは異なり、お尻の痛みには効果ありません。
すべての技術に対して解説するわけには行きませんが、癒着を剥がすには”こする”か”つまむ”しかないです。
セロハンテープをはがすように、指ではがしていく筋膜リリースがベストです。

当院の筋膜リリースが効果的な理由
当院では、癒着をはがすために、指を使います。
指を使う理由は、人体の浅いところから、深いところまでのあらゆる組織を触ることができるからです。
金属製のナイフでは、組織の表面を「こする」だけになり、深部をこすることはできません。
癒着に対しては直接指を使って筋膜リリースすることで滑走性を取り戻すことができ、症状の改善をしていくことができます。

神経の癒着は一般的な考えではない
神経の癒着は、プロの治療家でも一般的な考えではありません。
電気治療や骨盤矯正などは、施術の考え方が違うので、深部の筋肉などの癒着は剥がしません。
そもそも多くの治療では、技術的な問題以前に、原因を癒着と考えていません。
だから、お尻の痛みが「坐骨神経痛」と扱われて方向性の異なる施術がされてしまうのです。
何を痛めているのか、なぜ痛みが出ているのかを明確に判断し、施術できることが大木接骨院の強みです。
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