テニス肘はなぜ治りにくいのか?

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1.テニス肘はなぜ治りにくいのか

院長の大木です。
私はテニスが好きすぎて、テニスを週6しています(笑)。

そこでテニスで出会う仲間には、肘の痛み、俗に言うテニス肘が多くいることに驚かされます。

さらに悪いことになかなか治らない。

そこで今回はテニス肘が治りにくいことについて考えてみたいです。

テニス肘の患者

2.テニス肘は本当に腱鞘炎なのか?

「治らない」ということは、以下の2つのどちらかが言えます。

①そもそも原因を捉え間違っている
②原因は正しいが、施術手段が間違っている

一般的にテニス肘は腱鞘炎で、「肘の骨が筋肉に引っ張られて痛くなる」と考えられています。

でも、このページを見ている方は他院で散々治そうとして、治っていないのではないでしょうか?

だとしたら、上記2点のどちらかに該当するはずです。

結論から述べると、私は様々な点より判断して”神経の癒着”が原因であると考えます。

以下はその根拠についてお話していきます。

3.理論ではない、私の体で試した結論

何を根拠に「テニス肘は”神経の癒着”だ」と決めつけるのかというと、私の実体験です。
なんだよと思うかもしれませんが、聞いて下さい。

実は、私自身が両肘を痛くしました。
日々の施術で手に力を入れ続けることもありますが、週6テニスを始めて2年ほどが経ち、肘の痛みが強くなってきました。

左右で肘の外(外側上顆炎)、右のみで肘の内(内側上顆炎)も痛みが出ました。

その後、原因を”神経の癒着”と考え、筋膜リリースで施術して痛みを改善しました。

ストロークをするテニス肘の患者

4.テニス肘での神経の癒着とは

では、テニス肘で起きる”神経の癒着”とはどのような状態なのか。

前腕と上腕に筋肉があります。

前腕の筋肉は、手や指を動かす筋肉です。
上腕の筋肉は、肘を動かす筋肉です。

下図での黄色が神経で、筋肉の中を神経が走っています。
細かい神経もたくさんあります。

筋肉が神経に癒着したままテニスをしたらどうなるでしょうか。

テニス肘のために解説する肘の構造

神経は筋肉に引っ張られます。

しかも、神経は筋肉に引っ張られながら、肘を曲げたり伸ばしたりするので、神経はさらに伸長されます。

テニス肘の人ならわかると思いますが、グリップを強く握ってボレーすると痛くなります。

一方、グリップをゆるく握ると、いくぶんか痛みが和らぎます。

これは神経が引っ張られなくなるからです。

この仮説を元に、私自身の肘を施術(筋膜リリース)しました。

5.テニス肘に効果的な施術とは

では、テニス肘、肘の痛みを解決するためにはどうすればいいでしょうか。

それは、神経の癒着を”はがす”ことです。

神経の癒着をはがすには、筋膜リリースが最適です。

神経の癒着をはがすから、強くグリップしたまま肘を曲げ伸ばしできます。
神経が引っ張られることはなくなります。

6.最後に

この施術の効果は、私自身がよくわかっています。

伝わるかわかりません。
信じてもらえるかわかりません。

しかし、私はテニスが好きなので、テニス界に恩返しをできればと願っています。

ですので、この記事を見て「テニスバカが自分の体で実験した施術(筋膜リリース)を少しでも信じてやろうかな」と思っていただけたなら、ぜひご連絡ください。

「あなたがテニスを楽しんでもらう」これ以上の喜びはありません。
ぜひ、好きなテニスを思う存分プレーするために、当院をご利用ください。

大木接骨院HP テニス肘ページもご参照ください。

 

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大木接骨院の院長です。