スポーツで起こる膝の痛みとは?

スポーツで起こる膝の痛みとは?

こんにちは!受付の内山です。
スポーツで起こる膝の怪我ということで、前回に引き続き膝の外傷についてお話したいと思います。(前回のブログはこちら→ランニングでの膝の痛み

怪我を引き起こしやすいスポーツはバスケットボール、柔道、スキー、バレエ、ダンス、陸上競技など様々です。これらのスポーツの中で前十字靭帯損傷や半月板損傷等の膝周囲の怪我は非常に多いです。
今回のブログでは膝周囲の怪我について説明していくのでご参考にどうぞ!

膝の怪我の原因の1つに膝の過伸展というものがあります。
今回は膝の過伸展がいったいどういうものなのか、なぜ怪我に繋がりやすいのかを解剖学的に説明します!

そもそも膝過伸展とはなにか?

膝の関節というのは太ももの骨とすねの骨が真っ直ぐなのが正常の状態です。
過伸展というのは膝が伸び過ぎて反ってしまっている状態のことです。
実は私も膝が過伸展になっています。幼少期から身長が低く、少しでも身長を伸ばしたいという気持ちでモデルさんのようになんとなく膝を伸ばしきって生活していたのが原因かなと思います。
ほとんどの女の子は一度はモデルさんのようなスラッとした長い脚に憧れるのではないでしょうか?
膝をまっすぐ伸ばしきっても身長は変わりません。足が長くなることもありません。
そして、なによりもスポーツをやる方にとって膝が過伸展していることは後に大きな怪我に繋がる可能性があります。

あなたの膝はどちらの写真になっていますか?

下記の写真をご覧頂くと、膝過伸展の写真では大腿骨が傾き、下腿骨と結ぶと”くの字”の線ができていることがわかります。
それに比べて正常時の膝では、大腿骨が下腿骨に対して真っ直ぐで線は”一直線”になっています。
大腿骨と下腿骨が一直線であることが解剖学的に正しい膝の角度になります。解剖学的姿勢であることは怪我を起こしにくくします。

膝の過伸展
膝の正常時

膝の解剖

こちらの図を以下の様々な膝の怪我についてご参照下さい。

膝の解剖
膝の解剖

怪我の種類

・前十字靭帯損傷

前十字靭帯というのは解剖の図を見ていただくと、大腿骨の後ろから脛骨前面についている靭帯です。
<役割>
脛骨が前に滑り出すのを防いでいます。
<発生機序>
スポーツ時の急激な停止やジャンプの着地時、急な方向転換などで発生します。
<症状>
受傷時に膝がずれた感覚や断裂音を自覚します。その後膝への不安定感があり、スポーツの続行は難しい。
受傷後に腫脹が出たり、膝を曲げられないなどの症状があります。

・半月板損傷

半月板は内側半月版と外側半月板とで二種類あります。
<役割>
関節の適合を良くする。関節同士の滑りを良くするなど。
<発生機序>
若年者・・・スポーツで受傷しやすいです。コンタクトスポーツでは相手が膝に乗ってきた場合などで負傷し、内側の半月板に多いです。
小児・・・先天性異常で円板状半月の可能性があります。
高齢者・・・変形性膝関節症。
<症状>
膝関節部に痛みがあったり荷重をかけることができません。また膝を動かすと痛みがあります。

・側副靭帯損傷

側副靭帯は半月板と同様に内側側副靭帯と外側側副靭帯の二種類あります。
<役割>
内側側副靭帯・・・膝の外反を防いでいます。
外側側副靭帯・・・膝の内反を防いでいます。
<発生機序>
コンタクトスポーツで相手に膝の外側または内側に乗られた場合やジャンプの着地時に膝を捻った場合、反復横跳びのような急な切り返しなどで発生します。
内側側副靭帯損傷に多くあります。
<症状>
膝関節の外側または内側に圧痛や腫脹(腫れ)がある。不安定性がある。

・変形性膝関節症

<原因>
主に加齢(老化)、体重の増加や肥満、膝や股関節の使い方による関節軟骨への負荷によって起こります。
<症状>
階段の昇降時や正座の際の痛み、重症になると歩行時に痛みが出現したり安静時にも痛みが出現します。
また関節に水が貯まる(関節水腫)や膝の変形が起きてO脚、X脚になります。

なぜ怪我が起きやすいの?予防法は?

膝を過伸展の状態がなぜ怪我につながるかというと、普段たるんでいる輪ゴム(靭帯)があったとしましょう。それが過伸展の状態になると引き伸ばされます。引き伸ばされたまま予定としていない他の外力が加わった場合、その輪ゴム(靭帯)は切れてしまいます。

また正常時では良好な状態を築いている関節が過伸展により、関節の隙間が狭小化します。そのため、半月板の損傷や膝の変形が起こりやすくなります。

予防法としては、過伸展の状態を治すことはもちろん、太ももの前の筋肉を鍛えることが予防に繋がります。もし膝の痛みでお悩みの方は整形外科や整骨院などの専門家に検査してもらうことが確実です。

運動としてスクワットの動画を参考に実践してみてください! 


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