肩の症状で有名な四十肩・五十肩ですが、病名ではなく”痛くて腕が上がらない”状態のことを呼んでいます。
今回はよく四十肩や五十肩と言われた人に多い、原因と対処法を解説していきます!
◆目次
1.腕が痛くて上がらない理由(よくある原因)
2.四十肩・五十肩になりやすい生活習慣
3.大木接骨院での四十肩・五十肩に対する施術
4.自宅でできる効果的な運動療法
1.腕が痛くて上がらない理由(よくある原因)
炎症
四十肩・五十肩は正式な疾患名をつけるとすると”肩関節周囲炎”に分類されます。
肩関節を構成している組織が何らかの影響で傷つき、炎症が起きて”痛み”が発生します。
炎症とはすり傷などと似たような傷ができているようなもので、安静にしておけば落ちついてきますが関節の使い方を間違えてしまうと再び傷口が開き、炎症が長期化してしまうことがよくあります。
癒着
体には結合組織という組織が存在し、組織同士をくっつける性質があります。(※当院ではこれを筋膜という表現で呼んでいます。)
長時間同じ姿勢だったり圧迫され続けることで癒着が発生し、組織同士が滑らなくなってしまいます。さらに炎症が発生するとその周囲はさらに強い癒着を起こしてしまいます。
この癒着が肩関節にとって悪い位置でおきてしまうと腕が上がらなくなるという症状が発生してしまいます。
2.四十肩・五十肩になりやすい生活習慣
デスクワークでの姿勢の崩れ
デスクワーク中に”猫背”で”肩を前に出した姿勢”を長時間続けていると肩の前側(大胸筋など)が癒着を起こしてしまい肩関節が前にずれてしまいます。
肩関節が前にずれると腕を上げようとしたときに関節の前で骨同士がぶつかり腕が上がらなくなってしまいます。
ついついパソコン画面やスマホに集中してしまうと顔が画面に近づいて猫背や肩が前にでてしまうため、背筋を使って背中を伸ばし肩を後ろに引いた姿勢を意識しましょう!
横向きで寝る
横向きに寝た状態でテレビをみたりスマホを触っていたりする時間が長いと肩が前に出てしまいます。
下になっている側の肩は前に巻き込まれた状態で体重を支えている姿勢になっているので、肩の前に強い癒着を生んでしまいます。
家の中でいつも同じような姿勢になっていないか、そしてその姿勢が肩に対してどのような影響があるのかを知ることが大切です!
3.大木接骨院での四十肩・五十肩への施術
筋膜リリース
大木接骨院では結合組織の癒着を手技ではがします。皮膚と筋肉や筋肉同士、神経などもすべて手を使ってはがします。
肩周囲のリリース
肩が前のままで硬まってしまっている状態をリリースすることで、肩を後ろに引きやすい状態にします・
みぞおちのリリース
肋骨の下の腹筋をリリースすることで猫背の状態で癒着して、背中が伸びなくなっている状態を変えていきます。
運動療法
大木接骨院では筋膜リリースで肩関節の動きをよくした後に、正しい姿勢・動作の習得と筋力強化をするため運動療法を行います。
肩の前の筋肉は肩が前にずれた状態にしてしまうため、その反対にある背筋を使って肩を後ろの位置で固定できるようにします。
日常生活でみぞおちを上げて、肩を後ろに引くことが四十肩・五十肩の改善や予防に大きな効果があります。
4.自宅でできる効果的な運動療法
自宅で行う運動療法を1つご紹介いたします。
ポイント
1.肩の正面に肘をつけて上半身はまっすぐ
2.壁から離れないように押しながら腕を上げる
3.肩甲骨の内側を下げるようなイメージで腕を上げる
この運動を毎日10~20回繰り返すことで、肩を後ろに引く筋肉を使う感覚がわかるようになってきます。
※重症度によっては腕が上がらずできない場合もありますので、四十肩・五十肩で本当にお困りの場合はぜひ一度当院へご相談ください。
姿勢と動作を変え、原因からの施術を追求する
大木接骨院 新中野駅前院
中野区中央4-6-7 GSハイム中野105
東京メトロ丸ノ内線 新中野駅 徒歩2分
月~水・金曜日 8:30~12:30/15:00~20:00
土曜日 8:30~12:30/14:00~17:00
日曜日 8:30~12:30
木曜日・祝祭日は休診
Tel:03-3382-5730
大木接骨院ホームページ:https://ohki-sk.com/
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