根本原因を探り、原因から施術します
私達は運動機能症候群の考えを施術の基盤としています。
運動機能症候群を改善するために手技による筋膜リリースと運動療法を行います。
痛みに対する考え方
痛みに対する施術は対症療法となり一時的な効果しか期待できないため、痛みに対する施術を優先しません。
例えば、腰痛や肩こりの人が腰をマッサージしても良くならない。頭痛の人が首周りをストレッチしてもらっても次の日には症状は元に戻っているものです。
なぜなら、痛みやコリは結果であって、原因となる筋肉や関節へのストレスがなくなっていないから、腰痛や肩こり・頭痛という症状は変わらないのです。
痛みは外的ストレスにより生じる
痛みは外的ストレスにより生じています。スポーツのケガ(急な痛み)などの場合と原因が明確でない痛み(慢性的な痛み)の場合では、施術に対する考えを少し変えなくてはいけません。
1.スポーツのケガ(急な痛み)
スポーツのケガ(急な痛み)では、組織損傷を施術します。外的ストレスは繰り返されないので、結果として痛みは消失します。
一時的な強い外的ストレス → 組織損傷 → 痛み
2.原因が明確でない痛み(慢性的な痛み)
繰り返す弱い外的ストレス → 組織損傷 → 痛み
患者様にとって痛みを止めることが最も重要なことのように感じると思いますが、根本原因から施術を進めると痛みは必ず軽減します。
最も重要なことは、外的ストレスをなくして組織回復を促すことなのです。
施術の特徴
原因を姿勢・動作から考える
姿勢・動作による外的ストレスは、弱く目立ったストレスではないですが、24時間365日繰り返しストレスを与えます。
大部分の人はこのストレスに気がついておらず、自覚がないまま過ごしています。
長期の継続するストレスは、想像以上に関節を痛めつけます。自覚がないので、施術も遅れがちになり、大きく悪化してから発見されることがあります。
このように小さなストレスが関節に与える力は、私たちのような専門家が客観的に検査し、指摘しないと生涯に渡りストレスが継続することとなります。
当院の実績
※数値は2018.4.1時点
スポーツのケガも姿勢・動作から再発予防
一般的に、スポーツのケガであれば原因となっているストレスは繰り返されないので、固定して組織回復を待てば痛みも良くなると考えられています。
しかし私たちは、姿勢・動作から痛みを考える専門家として、姿勢・動作によって”ケガをしやすくなっている”事実を考える必要があると考えます。
姿勢・動作不良によって下半身が不安定であるとケガが多くなります。例として、股関節が不安定な脚は足首の捻挫が起きやすくなっています。
さらに、ケガ前の関節の状態が悪いと、同じ関節へのストレスでも大きな損傷となります。例えば、前方へズレている肩の関節で転びそうになる時に軽く手をつくと、正常な関節では痛みの出ないストレスでも大きな痛みとなります。
参照:「スポーツの痛み」
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