股間節は人間の身体の中で最も大きい関節です。

体重を支えながら立つ・歩く・座るなど様々な動作で使われているため、
股関節に障害が起きると日常生活が大きく制限されてしまいます。

股関節の症状を放置してしまうと将来的に重い症状となる危険性がありますので早めに処置をしましょう。

1、股関節疾患の概要

股関節のストレッチ

●日常生活やスポーツが強く制限される

股関節は日常生活やスポーツで非常に重要となってくる関節です。上半身と下半身を繋いでいるため、
座る・立つ・歩く・走る・跳ぶ・蹴るなど多くの動作で重要となります。

そのため、股関節に異常があった場合は日常生活やスポーツが大きく制限されてしまいます。

●先天性疾患も多い関節

股関節の疾患は先天的な病院が原因となる疾患が多いです。例として、発育性股関節脱臼・先天性大腿骨欠損・先天性内反股等が存在します。

そのため、早い段階からの診断・処置が必要になります。

参照:鳥巣岳彦・国分正一「標準整形外科学 第9版」 医学書院.

●股関節の使い方は難しい

膝や肘等とは違い股関節は球関節と呼ばれ可動域が広く、あらゆる方向に動きます。

色々な方向に動くということは数多くの筋肉が付着しているということになります。

股関節は自分の体重を常に支え続けるため、普通に生活しているだけでもある程度の力を必要とします。

つまり特定の筋肉ばかりを使って支えてしまうと筋力バランスが崩れやすく、痛みにつながってしまいます。

●とにかく柔らかければいいわけでもない

開脚やヨガ等での股関節周りのストレッチは広く有名で頻繁に行われていますが、

実はヨガやストレッチ等をすると症状が悪化してしまう場合もあります。

実際にヨガを長年やっていて股関節は非常に柔らかいにも関わらず、痛みで悩まされている人もいます。

何か股関節周りで症状が出ている人が自己判断でなにかするのは危険ですので、原因をしっかりと判断してくれる専門家に見てもらいましょう。

2,よくある股関節疾患

歩行訓練

●変形性股関節症

変形性股関節症は、関節軟骨などがすり減ることにより股関節が壊れてしまい、

それに対して骨の形が変わっていってしまう疾患です。

原因が明らかでない一次性股関節症と、何らかの疾患の後に発症する二次性股関節症に分けられます。

約75%は二次性股関節症と言われています。

●鼠径部痛症候群(Groin pain syndorome)

一般的には一度なると治りにくい疾患と言われております。

サッカー選手に多く診られる疾患で、下腹部・股関節の内側・お尻などに痛みが出る症候群です。

体幹や股関節周りの筋肉の柔軟性、筋力低下等が原因となることが多くあります。

●臀部(お尻)の痛み

お尻の痛みにも股関節周囲が原因となっていることがよくあります。

坐骨神経痛や梨状筋症候群などは特定の姿勢によって症状が悪化します。

股関節の正しい使い方や姿勢等を修正する必要があります。

●ペルテス病(Perthes)

ペルテス病は発育期に大腿骨の付け根が壊死してしまう病気です。

3〜12歳の中で特に6〜7歳に発症し5:1の割合で男児に多いです。

股関節の痛みから太ももや膝にまで痛みが出る場合があります。

●大腿骨頭すべり症

大腿骨頭すべり症とは、大腿骨付け根の大腿骨頭という部分とそのつなぎ目がすべってしまう疾患です。

思春期(10〜16歳)の男児に多く発症し、肥満児に多い傾向があります。

股関節の痛みや異常な歩き方が症状の特徴です。

参照:日本整形外科学会「鼠径部痛症候群」

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