当院に通院されているデスクワークを主な仕事とされている患者様の多くは、
首・肩の痛みや首こり、肩こり、頭痛などの上半身の悩みをお持ちの方が多いです。
明確なデータはありませんが、デスクワークの人の多くは首や肩に何かしらの痛みや不調を抱えているのではないでしょうか?
今回はなぜデスクワークの人に首や肩の不調が多いのかを解説していきます!!
1.デスクワークでよくある姿勢
まずは大木接骨院の得意分野である”姿勢”から解説していきます!
猫背になりやすい!
デスクワークではパソコンや書類など体の前で作業をするため、顔や体を近づけることになります。
その時にほとんどの人は背中を大きく丸めながら近づいてしまいます!
猫背になると頭や肩を前に出しやすくなってしまいます。ストレートネックや巻き肩と呼ばれる状態です。
頭や肩が解剖学的肢位よりも前に出てしまった姿勢が長時間、毎日のように繰り返されることで、関節へのストレスが蓄積されます。
その結果、痛み・こり・頭痛などの症状としてカラダに現れます。
頭が前に出ることによる首へのストレス
成人の頭の重さは体重の約1割あると言われています。
50kgの人なら5kg、80kgの人なら8kgにもなる重さが首の上に乗っていることになります。
頭を前に出すという姿勢は、買い物袋を腕をまっすぐ伸ばしてもつのと同じようなもので、首の筋肉や神経などに大きなストレスをかけます。
頭を前に出したままデスクに向かって何時間も仕事をしていれば首が痛くなることは容易に想像できると思います。
2.首周りの組織が癒着する!?
先程説明したとおり、頭が前に出ていることは首にとってかなりのストレスになります。
まっすぐにしていればいいのでは?と思う人もいると思う人もいるかもしれませんが、長期間悪い姿勢が続いていると悪い姿勢で筋肉などの組織が”癒着”を起こしてしまいます。
癒着とは組織同士がくっついてしまう人体では当たり前におきる現象で、この”癒着”が頭を前に出した状態で起きてしまうと自分の力では頭をまっすぐにできない状態におちいってしまいます。
背中や首を伸ばしたくても硬くて伸ばせない人はこの”癒着”が関係しています。
癒着はマッサージやストレッチでは剥がせない
”癒着”とは組織同士が接着剤でくっついている様な状態なため、筋肉自体を押したり伸ばしたりすることを目的としているマッサージやストレッチでは改善できません。
剥がすためには、指を組織の間にすべりこませて剥がす必要があります。
とくに首周りは細かい筋肉や神経がたくさん存在するため、でたらめに揉んだりすると逆に症状を悪化させてしまう恐れもあるため要注意です!
3.デスクワーク中に良い姿勢にするコツ!
POINT1:股関節を曲げる
上半身を前のめりにしたときに猫背になってしまう場合のほとんどは、股関節が曲がっていません。
骨盤を後ろに倒したままにして、その代わりとして背骨を大きく丸めて座っている状態の人が多いです。
なので、猫背を伸ばすにはまず股関節をしっかり曲げる意識を持つことが大切です!
POINT2:背もたれを使う
上半身を真っ直ぐにするには背筋が必要ですが、背筋が弱っているひとはなかなか長時間続けることが難しいです。
そういった場合は”背もたれに深く腰掛ける”と背中が楽なままいい姿勢を保つことができます!
背もたれが後ろに倒れないように固定しお尻から深く座ることがポイントです!
POINT3:パソコンや書類の位置を合わせる
作業をする対象物が顔よりも低すぎたり、遠すぎたりすると猫背や頭を前に出す姿勢をしやすくなってしまいます。
できるだけ顔の高さにディスプレイを設定したり、体の正面で作業をできるようにデスク環境を整えることも姿勢を良くする上で重要になります!
姿勢と動作を変え、原因からの施術を追求する
大木接骨院 新中野駅前院
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