今回の患者さまは半年ほど前に右肩を骨折してしまった患者さまです。
骨折自体は良くなったものの、拘縮と痛みが残っていて腕を最後まで上げることができず、服の着脱や整髪動作をすると痛みが出てしまうというお悩みでした。
1.原因の特定
姿勢検査や筋力検査などを行い、痛みと可動域制限の原因を特定します。
今回の患者さまの場合、骨折によって長期間、肩を動かさなかったことによる関節まわりの癒着と、肩のインナーマッスルが筋力低下を起こしていることが大きな問題でした。
2.実際の施術方法
まずは肩の関節可動域制限を起こしている筋膜の癒着を剥がします。
肩の前側にある大胸筋やわきを閉じる広背筋などが癒着を起こしていて、肩を正常よりも前に出してしまっているため筋膜リリースで癒着を剥がします。
前に出ている肩を後ろに引くための筋肉を使う感覚を身につける運動療法を行います。運動療法と日常生活の動作を連動させて、普段の肩の使い方を変えるように意識してもらいます。
3.施術の経過
1ヶ月〜2ヶ月の間で痛みはほぼなくなりました。
可動域制限が残存しているため、筋膜リリースを行いながら運動療法を続けて、日常生活で困っている動作の解決を目指します。
全体で半年ほど施術を行い、可動域と日常生活動作が正常に戻ったため、無事通院終了となりました。
姿勢と動作を変え、原因からの施術を追求する
大木接骨院 新中野駅前院
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