ぎっくり腰はよく聞いたことがあると思いますが、実は腰ではなく背中を痛めている場合があります。
背中を痛めると状態を反らしたり、曲げたりすると痛みででてくるため、顔を洗ったり、飲み物をのもうとする動作に支障が出てしまいます。
背中の痛みは日々の姿勢から影響するものが多く、いきなり痛みが出た場合その瞬間になにか問題が起きてしまったのかと思われがちですが、それ以前の日常生活に背中を痛める原因が隠れていることがほとんどです。
背中は自分の手で触りにくく、人によっては痛みで呼吸がしづらくなったりと生活に支障をきたすことも多いです。
1.背中を痛める原因姿勢
背中を痛める原因の多くは長時間の猫背です。
デスクワークや家事・育児などで長い時間背中を丸めていると、背骨にそってついている筋肉が伸びてしまいます。
筋肉は伸びていると自動的に縮ませようとする力が入るため、本人は力を入れているつもりがなくても無意識で力が入っていいる状態になります。
その結果筋肉は疲労し、限界を迎えたタイミングで強い痛みを起こしてしまうことになります。
そもそも背中は前に曲げる方向に対しての耐久力は強いので、痛めてしまうということはかなりの期間にわたって猫背をしていたということにもなります。
2.背中をまっすぐにするためには?
「背筋を伸ばす」と文字や言葉にすると簡単ですが、実際に1日通して姿勢を維持するのはかなり難しいです。
さらに、長期間猫背だった人は体の前面(肋骨や腹筋)が癒着を起こし、体を丸める方向に常に引っ張られている状態になっています。
そのため、癒着のない人に比べ背中を伸ばしている状態がつらく感じることが多く、なかなか長時間維持することができません。
よく背筋をトレーニングして猫背を改善という方法は有名です。
間違いではありませんが、体の前面の癒着をはがすという施術を行なってあげることで、より背中を伸ばしやすくなります。
3.自宅でできること
自宅や職場でできることとして定期的にお腹のストレッチを行うことで癒着の予防、姿勢のリセットを行うのが効果的です。
ストレッチのないようは複雑なものではなく体を後ろにそらすように伸ばしたり、上半身を回すだけでも十分です。
大事なのは頻度で、1時間に1回体を伸ばしてあげることで、癒着を予防し、自分の姿勢を正しく修正する時間になるため効果的です。
姿勢と動作を変え、原因からの施術を追求する
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