足裏の痛みとは?”扁平足”との関係

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足裏の痛みの原因

足のアーチが潰れたことによる扁平足

アーチ低下による負担増加

足裏には、縦方向と横方向のアーチが存在します。

これらのアーチは歩行時の衝撃を吸収し、体重を適切に分散させる役割を担っています。

しかし、これらのアーチが低下すると、足底筋膜や周囲の組織が過度に引き伸ばされ、炎症や痛みを引き起こします。

特に、扁平足の方はこのリスクが高まります。

ふくらはぎの使い方の問題

ふくらはぎが正しく使えないと、足の指を曲げる筋肉が過度に発達しやすくなります。

本来、ふくらはぎがアーチをサポートすべきところを、足の指の筋肉が代わりに担おうとします。

結果アーチ保持が困難になり、扁平足や足裏の痛みを助長する原因となります。

足裏の痛みは、扁平足のような足の変形以外にも良くないことが発生します。

・外反母趾になりやすくなる

・足首の安定性がなくなりふらつく

・下半身の筋力が低下する

・姿勢や歩き方が悪くなる

・膝や股関節などの脚や、腰にも痛みが出る

このような状態になる前に足の使い方は修正する必要があります!

足裏の痛みの改善方法

痛みを改善する方法は様々です。

・マッサージやストレッチ

・物理療法(電気治療など)

・インソール

・テーピング

筋膜リリース

運動療法

当院では、足裏の痛みを原因から改善するため、筋膜リリース運動療法を行います。

筋膜リリース

炎症や痛みで動かさないと癒着が起こります。

癒着があるとつっぱって動かしづらいし、痛みが続きます。

その癒着を取るために当院は筋膜リリースを行います。

指先を使い、筋膜の癒着を剥がし動かしやすくします。

筋膜リリースが必要な2箇所紹介します。

足裏の筋、腱

炎症によって癒着した足裏の筋膜を剥がすことで、アーチを作りやすくすします。

足首の周り

アーチを潰しながら歩いていると、足首が曲げづらくなります。

正しく足首を曲げるため、足関節の動きを良くするため足首周りも行います。

運動療法

ふくらはぎや足周りの筋肉を強化し、足のアーチを再構築するための方法です。

・ヒールレイズ

踵を高く上げてふくらはぎの筋肉を強化します。

・スクワット

太ももとお尻の筋肉を強化していきます。

特に片脚スクワットでは、重心の位置や脚の向きなどが歩き方に重要です。

・立ち方、歩き方

日常生活の動作である立ち方歩き方を修正する必要があります。

解剖学的に正しい立ち方、歩き方を行うと痛みは改善していきます。

足裏の痛みは改善する!

ここまで伝えているように、足裏のアーチが痛みに大きく影響します。

アーチを保つために、筋力強化と日常生活動作(立ち方、歩き方)を修正することが重要です。

動作の修正は今後の痛みも予防できます。

もし似たような症状でお困りの方は、是非一度ご相談ください!