歩き・階段などの日常生活動作や

さまざまなスポーツシーンで起きやすいアキレス腱炎について

原因と対処法を解説していきます。

１、アキレス腱炎が起きる原因

アキレス腱炎が起きる原因の中に、

日常的にアキレス腱を伸ばしている姿勢が長いと炎症を起こすリスクとなります。

立って立っているときに膝を反らせて、踵体重になっていると、

アキレス腱を引き伸ばし、ストレスとなってしまいます。

何気なく立っているときに片脚体重や踵体重になっていることはよくあり、

その時は痛くないものの、朝起きた時やスポーツ時に痛みが出るというのは非常に良くあるケースです。

２、アキレス腱周囲の筋膜リリース

アキレス腱周囲には別の腱・神経・脂肪体などさまざまな組織が存在します。

そして、それぞれの組織同士のあいだで筋膜が癒着を起こし、

アキレス腱周りを硬くしてしまいます。

アキレス腱周りに癒着があると、アキレス腱を伸ばしたときに同時に神経も引き伸ばされ、

アキレス腱炎と同様の痛みが発生する場合があります。

当院ではそれらの癒着を全て指を使ってリリースし症状の改善を行います。

３、再発予防の運動療法

アキレス腱炎を予防するためには、つま先体重にすることが最重要です。

そのためには習慣的にふくらはぎの筋肉を使う意識が必要で、

そのためにはカーフレイズ、アンクルホッピングなどといった運動が有効的です。

当院では患者様一人ひとりの生活習慣やスポーツに合わせた運動療法をおこなっています。

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