足底筋膜炎の原因や症状について

2025.09.30

足底筋膜炎は、かかとから足の指の付け根までをつなぐ「足底筋膜」に炎症が起こり、主にかかとや足裏に強い痛みを感じる症状です。特に朝起きて一歩目を踏み出したときや、長時間歩いたあとに痛みが強く出るのが特徴です。

 

スポーツ愛好者や長時間立ち仕事をされる方に多く、慢性化すると日常生活に大きな影響を及ぼすこともあります。

 

原因と発症しやすい状況

足底筋膜炎の主な原因は、足底筋膜への過度な負担です。

 

・ランニングやジャンプなど繰り返しの衝撃
・長時間の立ち仕事
・合わない靴やクッション性の低い靴の使用
・加齢による足底筋膜の柔軟性低下

 

こうした要因が重なると、足底筋膜が引き伸ばされて炎症や微細損傷を起こします。

 

生活への影響と注意点

足底筋膜炎を放置すると痛みが慢性化し、歩行や運動が困難になることもあります。また、痛みをかばうことで姿勢や歩き方が崩れ、膝や腰など他の部位に負担をかけてしまうケースも少なくありません。

 

日常生活の中で痛みを悪化させないよう、足に合った靴を選んだり、適度な休養を取ることが大切です。

 

根本治療を目指す

当院では、足底筋膜炎に対して 筋膜リリースと運動療法 を中心とした施術を行っています。

 

筋膜リリースで足裏からふくらはぎにかけての筋膜や筋肉の緊張を和らげ、血流を改善し自然な回復をサポートします。さらに運動療法で足のアーチを支える筋力を整え、痛みの再発を防止します。

 

その場の症状緩和にとどまらず、快適に歩ける身体づくりを目指し、根本的な改善へと導きます。