梨状筋症候群の原因や症状について

2025.10.01

梨状筋症候群は、お尻の奥にある梨状筋が緊張や炎症を起こし、そのすぐ下を通る坐骨神経を圧迫することで、痛みやしびれを生じる症状です。坐骨神経痛と似た症状を呈するため混同されやすいですが、原因が梨状筋にあるのが特徴です。

 

長時間のデスクワークやスポーツでの酷使、姿勢の乱れなどがきっかけとなり発症し、慢性的な腰やお尻の不快感につながります。

 

原因と発症しやすい状況

梨状筋症候群の主な原因は、梨状筋の過度な緊張や硬直です。

 

・長時間の座位姿勢(デスクワーク・運転など)
・ランニングやジャンプなど繰り返す動作
・姿勢の崩れや骨盤の歪み
・筋力のアンバランス

 

これらによって梨状筋が硬くなり、坐骨神経が圧迫されることで症状が現れます。

 

生活への影響と注意点

梨状筋症候群を放置すると、腰からお尻、太もも裏にかけてのしびれや痛みが慢性化し、歩行や立ち上がり動作に支障をきたすことがあります。

 

また、坐骨神経痛と誤解して適切な対応が遅れるケースも多く、早期に正しい施術を受けることが大切です。

 

根本治療を目指す

当院では、梨状筋症候群の改善に向けて 筋膜リリースと運動療法 を中心とした施術を行っています。

 

筋膜リリースにより梨状筋や周囲の筋膜の緊張を和らげ、坐骨神経への圧迫を軽減します。さらに運動療法を組み合わせることで、骨盤や股関節の安定性を高め、再発しにくい身体づくりをサポートします。

 

その場の痛みを抑えるだけでなく、快適な生活動作を取り戻すために根本からの改善を目指します。