慢性的な痛み

検査で根本原因を見つけ出し、原因から治療する

特徴

根本原因を見つけ出し、根本原因を治療することで、痛みを改善していきます。そのために、姿勢分析や歩行分析などを行い、姿勢・動作による問題点を洗い出します。(参照「検査について」)

姿勢・動作に問題が見つかれば、筋膜リリースと運動療法にて理想的な姿勢・動作に改善します。(参照:「筋膜リリースとは」「運動療法とは」)

治療に対する考え

痛みは原因から生じる

「原因を治療すると結果は消える」当たり前のようなこの事実を、実践できている治療は少ないです。

痛みを原因と結果から考えると、以下のように示すことができると考えます。

”悪い”姿勢・動作 → 関節ストレス → 組織損傷 → 痛み・変形

”悪い”姿勢・動作こそが原因であり、関節ストレスにより組織損傷を生じさせます。ですので、本当に治療すべきは”悪い”姿勢・動作になります。

結果に対する治療に満足していませんか?

痛みを止める治療は、日常生活での苦痛を和らげるためには大変有効であると考えます。

しかし、痛み止めは痛みを止めますが、原因は治せません。

歯医者さんへ行って虫歯を痛み止めで治す人はいません。それは虫歯の原因が、菌の繁殖だと明確にわかっているからです。原因が明確であると、原因を治療することが当たり前に行われます。

「骨・筋肉・関節」の治療では一般的に痛み止めが治療として行われています。これは原因が明確にされていないため、痛みという結果に対して治療を行うことが一般的になっていると考えられます。

一般的にどう説明されるのか

一般的な関節の痛みの説明でよく聞かれる言葉に、以下のようなものがあります。

「歳のせいです。」

「仲良く過ごしていくしかないですね。」

「とりあえず様子をみて下さい。」

歳のせいであるとするなら、なぜ60歳の人たち全員が痛くならないのでしょうか。なぜ生涯を通じて膝が痛くない人がいるのでしょうか。

痛みが出るか出ないかの差は個人にあると考える方が、自然ではないでしょうか。であるなら、個人による差である何かが原因であると考えるのが妥当ではないでしょうか。

私たちは、その差は姿勢・動作の差にあると考えています。

現代医学に原因不明は多い

意外に思うかもしれませんが、現代医学において正しい姿勢はそれほど重要とされていません。なぜなら、現代医学は局所の観察が中心であって、身体全体から考えるということはあまりしません。

膝の痛みなどは「太ももの前の筋肉が弱っている人に痛い人が多い」という論文が根拠となって筋トレを勧めています。「統計的に見て筋力があったほうが良い」ということが根拠になります。確かに、痛みを訴える膝を見ると太ももの筋肉が少ないことが目立ち、筋肉を鍛えることに注力しがちです。

しかし、原因は筋力が弱いのではなく、筋力低下が起こるような姿勢・動作であり、膝が痛いから活動も低下しているだけなのです。「痛み」も「筋力低下」も”悪い”姿勢・動作の結果であり、姿勢・動作が変われば、両方が改善されます。

原因から考える必要性を肌で感じた

私自身も整形外科勤務時代は、「痛み」や「筋力低下」への治療を続けてきました。膝では、関節ストレスを減らそうと太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の筋力や股関節の筋肉が重要だと、患者様に筋力トレーニングを取り入れていました。

私は、「痛い」「筋力が低下している」「関節可動域が少ない」など、眼の前で見えている症状を治療しようとしていました。「自宅に帰ってからの膝」「日常生活での膝」は治療できていませんでした。

患者様は1週間に10,080分あります。たかだか10分の治療で関節を良くしようと一生懸命でした。でも違いました。次来るまでの10,080分の関節の状態を良くしないといけませんでした。私たちの見ていない時間にどう過ごすかが重要でした。

試行錯誤の結果として、治療の限界はどこなのか、本当に必要なのは何かがわかってきた気がしました。この気づきが、開業して運動療法を追求しようという強い動機となりました。

運動療法での前屈2

自己体験を通じた理論の発展

その後、慢性的な痛みが正しい姿勢・動作の習得で改善できることを、自分を通して経験し、発展させてきました。私自身も腰痛、肩こりがあったり、片頭痛やめまいのために大きな病院で時間外診療を受けたりもしました。腱鞘炎、テニス肘、アキレス腱断裂など数多くのケガを経験じました。

これら全てが、私の身体の使い方が間違っており、身体に負担をかけていたから生じていたことを実体験させてくれました。

これらの理論のベースは、私自身のオリジナルではなく、アメリカの高名な理学療法士の先生が提唱する運動療法を参考にしてきました。

治療方法

筋膜リリースと運動療法によって姿勢・動作を修正していきます。(参照:「筋膜リリースとは」「運動療法とは」)

椅子座位での運動療法

治療対象

  1. 首の痛み:デスクワークや家事の繰り返しによる肩こり など
  2. 背中の痛み:長時間の前かがみ作業による痛み など
  3. 肩の痛み:手が挙がらない、肩がこる など
  4. 肘の痛み:力を入れると肘が痛い、テニス肘 など
  5. 手首の痛み:腱鞘炎、手をついた痛み など
  6. 指の痛み:横に曲がった痛み など
  7. 腰の痛み:前かがみでの痛み、寝返りでの痛み、歩行での痛み など
  8. 股関節の痛み:立ち上がりでの痛み、歩行での痛み、階段での痛み など
  9. 膝の痛み:立ち上がりでの痛み、歩行での痛み、階段での痛み など
  10. 足の痛み:立っている痛み、歩行での痛み など
  11. 歩行の不安:フラフラする、上手に歩けない、長距離歩くと大変 など

立ち方を運動療法で指導

主な対象疾患

  • 肩こり
  • 四十肩
  • 腱鞘炎
  • 変形性関節症による痛み(首・肩・背中・腰・股関節・膝・足首など)
  • 慢性腰痛
  • 坐骨神経痛
  • テニス肘
  • ばね指 など

上記の慢性的な痛みは保険適応となりません。原則は保険治療対象外となります。

※ただし、長期の痛みがあっても急性の原因で痛みが憎悪した場合などでは、保険適用となる場合があります。

私たちは姿勢・動作を改善することで、数多くの症例を治療しております。ぜひご相談下さい!

治療の流れ

”悪い”姿勢・動作を、関節ストレスのない”良い”姿勢・動作へと改善し、原因から治療を進めていきます。

1. 原因を特定する(検査)

痛みを抱えていると日常生活を行うのはすごく大変です。私たちは、まずは身体が回復しようとするのを阻止している関節ストレスを生んでいる原因を特定します。つまり、どんな姿勢・動作しているのかを調べます。

組織を回復させる条件を整えることで、その痛みを早期に軽減させることを目指します。

”悪い”姿勢・動作 → 関節ストレス → 組織損傷 → 痛み・変形

2. 筋肉の緊張を緩め関節を良い状態へ改善する(筋膜リリース

”悪い”姿勢・動作での関節は、”悪い”姿勢・動作に適した位置で硬くなっています。この関節の硬さが、”良い”姿勢・動作を行いにくくしているので、筋膜リリースにより関節の硬さを取ります。

筋膜リリース1

3. ”良い”姿勢・動作を繰り返す(運動療法

関節が柔らかくなり、”良い”姿勢・動作を行いやすくなったので、”良い”姿勢・動作を繰り返します。そうすることで、日常生活の中でどう姿勢・動作を改善すれば良いかわかるようになるので、患者様自らが日常生活の中で姿勢・動作を改善するようになります。

日常生活の中にある姿勢・動作という原因を治療するには、あなたが自らを治す行動を取ることが必要です。毎日ご自宅にて運動療法を行い、姿勢・動作を意識して生活を続けてもらいます。

運動療法での前屈

 

このように私たちは、様々なことを考え、数々の工夫を行い、皆様の身体の問題を解決できるように準備しています。もしどうしても骨・筋肉・関節の痛みにお困りでしたら、私たちにご相談ください。